最終審査会本番レポート

最終審査会本番レポート

「学校法人立志舎」主催の「SUKI-1 GRAND PRIX 第1回 うたバトル」の最終審査会と決勝戦が3月29日、東京の丸ビルホールで開催されました。一人ひとりの好きなことを応援するという立志舎の思いから企画された本コンテスト。歌うことが好きな中高生が全国から集い、立志舎のTVCM楽曲である『夢は終わらない』の歌唱力を競いました。23名の出場者のうち、決勝に進むのは5名。その中からグランプリが決定し、優勝者は5月から放映されるTVCMの新ボーカルに抜擢されます。『夢は終わらない』初代ボーカルの武内千佳さんや、2025年度 立志舎TVCM 出演モデルの星乃あんなさんらが見守るなか行われた「うたバトル」決勝戦の模様をレポートします。

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決勝ステージ

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全国からそれぞれの夢を抱いて集まった23名の出場者たち。4名の審査員も「大変悩んだ」と漏らすほどレベルの高い最終審査会を経て、5名のファイナリストが決まりました。

決勝戦のお題は、課題曲である『夢は終わらない』をフルコーラスで、しかもアカペラで歌唱するというもの。伴奏の音源に頼ることができないので、よりいっそうの表現力が問われます。

歌唱の前に自己紹介と意気込みを発表する出場者たち。計り知れないほどの緊張感を抱えているはずですが、みなさん、晴れ晴れとした表情でこのコンテストにかける意気込みを語ります。「初めてのオーディションで緊張しているけど頑張りたい」「私と同じような夢を持っている人に勇気を与える歌い方をしたい」「TVCMで歌うことが夢だったので、夢を叶えるためにここに来ました」

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それらの言葉に嘘偽りのないことは、続く歌唱で証明されます。「どこまでも どこまでも 果てしない空、 信じている限り、夢は終わらない」そんな『夢は終わらない』の歌詞を体現するかのような、真っ直ぐで、思いのこもった歌声が、コンテストを通じて会場に響き渡りました。

5名のファイナリストが歌い終えると、いよいよグランプリ受賞者の発表。『夢は終わらない』初代ボーカルであり、今回、審査員も務めた武内千佳さんが登壇。「本当に皆さん素晴らしかったです。でも決めなくてはいけない」と前置した上で、村田樹里さん(高校一年生・16歳)の名前を読み上げました。

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コンテストのために、単身東京にやってきたという村田さん。新幹線での移動中は大好きなaikoの歌を聴きながら自分を鼓舞したそうで、決勝でも自己紹介の最中にaikoの「花火」を生歌唱するという印象的なパフォーマンスを披露しました。

審査員の一人であるCM監督の宇納 駿さんは「歌の表現力や世界観だけでなく、最初の自己紹介での強い意識、そういったところに引き込まれるものを感じた」とコメント。同じく審査員を務めた星乃あんなさんも「優しいけど、力強さも明るさもある歌声だった」と感想を述べました。

村田さんは受賞後、「こんな光栄な賞をもらえてうれしいです」と歓喜。将来の夢を聞かれると「aikoさんを超えるような、いろいろなジャンルを歌える歌手になりたい」という、強い意気込みを語ってくれました。

新たな才能とともに、
夢はこれからも

決勝ステージ

審査員の武内千佳さんはコンテストの総評の中で、次のように期待を述べました。
「(楽曲が)リメイクされて、新しい時代の『夢は終わらない』を皆さんに親しんでいただけることを、とても楽しみにしています。」

『夢は終わらない』は、これからも夢を追いかける10代の背中を押し続けていく楽曲として、未来に受け継がれていくことでしょう。そんな予感を感じさせるコンテストとなりました。

立志舎では「うたバトル」以外にも、さまざまなジャンルのイベントやコンテストの開催を予定しているので、ぜひ楽しみにしていてください。多くの方のご参加を心よりお待ちしています。

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